何度でも見たい漫才とは?
「何度でも見たい!」と思えるネタには,少なくとも次の3つの点が関係していると思います。
・ネタの筋がしっかりとしている(伏線など)
・オチがしっかりとしている
・アドリブが効いている
筋とオチがしっかりしていると,内容を知っていても,また見たいと思います。
特にオチに関しては,ネタの終盤「くるな,あのオチ」「あのオチを言ってくれ」というオチを知っていることで感じる独特の喜びというものがあり,知っているからこそまた見たいと思うわけです。
そこにアドリブが入ってくれば,同じネタでも「今回はそうきたか」というネタを知っている人の楽しみ方ができます。
テレビなどで同じネタを何回か見ると「またこのネタか…」と思う方も少なくないと思います。それはこの3つの点欠けているからだと思います。アドリブは持ち時間が少ないと入れにくく,テレビでは限界もありますが…