藤澤俊輔 「漫才コラム」と「漫才.コント.落語台本集」

漫才作家だけで食べていくために「オチを売るシステム」を模索中。「古典漫才」の普及を目指しフリー台本公開中。時々コントと落語


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ビーグル38の未来について考える

いとしこいしの漫才が大好きなわたしにとっては,ビーグル38(サバイバルズと言った方がいいでしょうか…)の漫才はただおもしろいというだけではなく,感慨や特別な思いがあります。

いとしこいしファンのみなさんなら,この気持ちきっと分かると思います。能勢さん演じるこのキャラクター,とにかくすばらしい!

 

ただ,重大な問題があります。

 

それは,キャラクター漫才は飽きられてしまうという問題です。

しかも,加藤さんが演じている「井上さん」というおじいちゃんは,はっきりとした言葉を発しないキャラ設定で,それが味わい深い笑いを生み出してはいるものの,主に片方しかしゃべらない漫才は余計に飽きられてしまう危険が…。「井上さん」がしゃべらなければ,漫才としてずっと続けていくことには限界があるように思います。

 

みなさんはしゃべる加藤さんをご存じでしょうか?こんなことを言うのは失礼かもしれませんが,漫才うまいです。加藤さんなら,ちゃんとしゃべる「井上さん」の新たなパターン,見いだせそうな気もします。

もしくは,キャラ設定を排除してもおもしろい漫才のスタイルを考えることもできるかもしれません。例えば能勢さんが,ものまねを超越したこいしさんの後継者になるとか…(このキャラはすでにものまねを超越しているようにも思いますが…)

 

とにかく,いとしこいしファンのわたしとしては,「どんな形であろうとこいし風漫才をずっと見ていたい!」,それが願いです。

何かいい方法はないかと勝手に考えています。アイデアがあれば教えてください!

 

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