藤澤俊輔 「漫才コラム」と「漫才.コント.落語台本集」

漫才作家だけで食べていくために「オチを売るシステム」を模索中。「古典漫才」の普及を目指しフリー台本公開中。時々コントと落語


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漫才の「古典落語化」を目指しています

漫才の「古典落語化」を目指しています。「同じ台本を様々な演者がそれぞれの個性を活かして演じることで,元ネタもどんどん成長していく」という古典落語の素晴らしいシステムを,漫才にも取り入れられないかと考えています。もちろんこれは,「漫才というものすべてを古典化した方がいい」という意味ではなく,「漫才の一つのジャンルとして『古典漫才』というものを確立したい」という意味です。

それには,自由に使えるフリー台本をできるだけたくさん公開し,できるだけ多くの方に演じていただくのが一番の近道ではないか思い,台本を公開しています。今後もどんどん追加していくつもりです。または,同じ台本を何組かのコンビで当て書きさせていただき,「古典漫才」のイメージを表現したいとも思っています。

漫才は,台本をただそのまま演じてもあまりおもしろくありません。それぞれの個性が活きる形に台本をアレンジして演じないと,「生きた漫才」にはならないからです。いくらでも自由にアレンジして演じていただきたいと思っています。元ネタの原型が分からないくらい自分のものにして演じていただくのが理想です。

 

「古典漫才」を一つのジャンルとして確立するためには,演じてくださる方をとにかく増やすしかないと思います。プロ・アマ問わず,演じてくださる方が少しずつ増えていけば,結果として一つのジャンルになっていくと思います。ですから,漫才未経験の方でもまずは気軽に漫才をやってみてほしいと思っています。

また,「古典漫才」に興味がある方を探すために,ツイッターにて「漫才師リスト」を作り,「漫才をしたことがある人はみな漫才師」というコンセプトで,漫才経験者のみなさんを追加させていただいています。良かったらリストもご覧ください。

 

「古典漫才」に興味がある方は,ぜひご連絡ください。

FujisawaTrio@gmail.com

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12/10 「靴屋は靴を履かない」が上演されます。

新潟県妙高市の「劇団空志童」のみなさんが,わたしが書いた「靴屋は靴を履かない」という漫才台本を,演劇にして演じてくださいます。

https://scontent-nrt1-1.cdninstagram.com/vp/24634400b3226805ab6eb1fe9e1b80b6/5BE6C6C1/t51.2885-15/e35/14596820_1778616649055471_5046256006347096064_n.jpg

ポスターの全貌はこちらのブログから

2016.12.10(土) 14:00~ / 18:30~ 妙高市文化ホール (新潟県)

 

この台本は元々漫才用に書いたもので,その後落語版の台本も書いてネットにアップしていました。それを「劇団空志童」の方が見つけてくださりオファーをいただきました(ちなみに落語版台本はとある噺家さんが購入してくださり,「演劇で演じたい」との話にも快く応じてくださいました。ありがとうございます)

新潟に見に行けず残念ですが,演劇にしたらどんなかんじになっているのか,ぜひ見てみたいです。「今後もいろいろな場所で演じてくださる」とのことでしたので…いつか!

 

ちなみに先週12/4(日) には,第3回 高田世界館演劇祭でも上演されたようです。

 

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