「漫才師」と「お笑い芸人」
現状では,「漫才師」と「お笑い芸人」を区別する意味はほとんどありません。これは,「漫才」だけで食べていけるような環境がないということを示唆しているのではないかと思います。
「お笑い芸人」としての様々な経験は,「漫才師」としての成長に寄与するとは思いますが,「お笑い芸人」として活動の方がメインとなってしまい,「漫才」に打ち込むことができなくなってしまうという場合も少なくありません。
「漫才」にどれだけ打ち込めるのかは,最終的には本人次第だとは思いますが,「漫才」に打ち込みやすい環境を作ることは,「漫才」の未来のためになると思います。