「全国総漫才師化計画」というと大げさですが…
M-1の予選が始まっています。
M-1には,アマチュア漫才師を応援するための「ナイスアマチュア賞」と「ベストアマチュア賞」があって,アマチュアのみなさんの参加を歓迎するムードを作ろうという姿勢が素晴らしいと思います。
M-1の予選に参加した方は,アマチュアであったとしても,1回戦を通過できなかったとしても,みんな「漫才師」だと思います。「漫才をしたい」という気持ちと,実際にやってみるというその行動力があれば,誰でもなれるのが「漫才師」だと思っています。
又吉直樹さんの小説「火花」の中に,「本当の漫才師は,極端な話,野菜を売ってても漫才師」というような表現が出てきますが,この感覚と似ていると思います。
わたしは以前から,「日本人なら誰しも一度は漫才をしたことがある」みたいな状況になればいいのにと思っていました。M-1が「アマチュア大歓迎!」という姿勢を示してくれていることは,漫才がそういう方向に動いていく大きな一歩のように感じています。
「全国総漫才師化計画」と大げさな表現を使いましたが,漫才を演じるのが得意な方もいれば,漫才を書くのが得意な方もいると思います。
「演じるのは得意だけど書くのは苦手」という方は,このブログでフリー台本を公開していますので,良かったらそれを使って気軽に漫才をしていただきたいと思っています。
「演じるのは苦手だけど書くのは得意」という方は,どんどん台本を書いてほしいです。台本の投稿もお待ちしていますので,良かったら気軽に送ってください。