藤澤俊輔 「漫才コラム」と「漫才.コント.落語台本集」

落語のように同じネタをみんなで共有し保存するという素晴らしいシステムを取り入れた「古典漫才」の普及を目指しフリー台本公開中

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三四郎の漫才におけるメインは相田さんだと思う

 

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三四郎は,小宮浩信さんが注目されていて,相田周二さんは「三四郎のサブ」とか「じゃない方芸人」などと言われたりもしています。小宮さんの方がバラエティなどで重宝されるというのは分かりますが,三四郎の漫才においてはむしろ相田さんがメインなのではないかとわたしは思います。

それは,「三四郎の漫才では相田さんがボケの場合が多い」という単純な理由からではなく,相田さんが持っている雰囲気ゆえです。 あの独特の落ち着いた雰囲気です。

 

小宮さんは言葉選びのセンスがずば抜けたツッコミで力を発揮していますが,小宮さんの雰囲気は本来漫才向きではないと思います。相田さんのあの落ち着いた雰囲気がなければ,「ただのおもしろい素人漫才」という評価しか得られなかった可能性もあります。そんな三四郎の漫才を「漫才」として成立させているのが相田さんだと思います。あの落ち着いた雰囲気は,出そうと思って出せるものではありません。相田さんが「持っているもの」なのだと思います。

落ち着いた雰囲気だからこそかなり自由なボケをしても漫才としてまとまりますし,ちゃんとツッコミもできる相田さん。もっと評価されてもいいと思うのですが…

 

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