キングコング 「俺らがすべってる時はほんまにすべってる時や!」
「シュールみたいなことはやってへんねん
俺らがすべってる時はほんまにすべってる時や!」
これは,キングコングの西野さんがとある漫才の中で言っていたセリフです。このセリフ,すごくいですね。最近ずっとブログを書いていませんでしたが,「ど~しても書きたい!」と思うほどいいセリフです。
「キングコングはあまりおもしろくない」という意見もよく聞きますが,西野さんも自覚しているようにそれは「シュールではない」ということなんだと思います。キングコングはおそらく,「シュールではないがおもしろい漫才」を目指しているのではないかと思います。ベタともいえるようなものも二人のうまさで笑いに変える,そういうことができるコンビなのだろうと思います。わたしはキングコング大好きです!
同じくだりで出た梶原さんの発言も本音で良かったですね。それは
「想像せ~よ~」
自分では想像するだけでこんなにおもしろいのになかなか人には伝わらないということってありますよね。「それを伝えるのが漫才師の腕だろ!」というのも正論ですが,どうしても伝わらないこともあると思います。漫才師の本音が出たこのセリフもとてもいいと思いました。
このように漫才の中に本音が出てきたのは,単独ライブという時間をたっぷり使える状況ゆえ。それなりの持ち時間が与えられ自由にアドリブを入れられる環境で漫才ができるのは本当にすばらしいことです。
もっと漫才環境が向上することを望みます…