藤澤俊輔 「漫才コラム」と「漫才.コント.落語台本集」

漫才作家だけで食べていくために「オチを売るシステム」を模索中。「古典漫才」の普及を目指しフリー台本公開中。時々コントと落語


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「うまい」と「おもしろい」

みなさんは,「うまい漫才」と「おもしろい漫才」,どちらが好きですか?

 

例えば

「おもしろいけどうまくはない漫才」
「うまいけど爆笑することはない漫才」

どちらが好きですか?

 

最終的にはそれぞれの好みですが,この2つから選ぶならわたしは,「うまいけど爆笑することはない漫才」のほうが好きです。

わたしの感覚では,「うまさ」も「おもしろさ」の一種だと思います。笑い声が出なくても,深い部分で「おもしろいなぁ~」とじんわり感じる,これがなかなかいいんです。もちろん,「爆笑」するのも大好きですが,ただ「爆笑」する漫才ではなく,「うまいなぁ~」と感じさせるような話術や話の展開(話の構造や伏線の張り方やオチなど)がある,味わい深い漫才の方が好きです。

「爆笑」する方がわかりやすく,評価される傾向が少なからずあるようにも思いますが,「味わい深さ」ももっと評価の対象になればいいと思っています。

 

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